TFA-01|犬の変形性関節症(OA)に向けた非ステロイド性治療薬の開発開発進捗を見る

TFA-01 DEVELOPMENT

TFA-01:犬の変形性関節症を対象とする開発プログラム

TFA-01 の開発では Antcin A の抗炎症薬としての可能性を検討し、犬の変形性関節症を最初の適応としています。安全性、試験用注射製剤、CMC、第三者機関の研究を並行して進め、承認申請に必要なデータを整えています。

TFA-01 · CANINE OA
TFA-01 · CANINE OA

LEAD PROGRAM · TFA-01

犬 OA:最初の製品開発と承認申請の起点

ペット医療を最初の事業領域に選び、痛みと運動機能を追跡できる犬 OA に焦点を当てています。正式な研究で、有効性、反復投与時の安全性、用量、治療期間を検証します。

対象疾患
犬の変形性関節症
候補分子
Antcin A
開発区分
動物用医薬品
事業化ステータス
未承認

TFA-01 DEVELOPMENT TIMELINE

日付で明確に追える開発進捗

完了、開始、または公表された最新の取り組みから順に、日付の性質、開発領域、進捗、エビデンスの限界を示します。

開発タイムラインをすべて見る

TFA-01 DEVELOPMENT FRAMEWORK

5つの領域で見るTFA-01の現在地

各領域で、既存基盤、進行中の業務、次のマイルストーン、エビデンスの限界を示します。単一領域の進捗は製品承認を意味しません。

01

分子・作用機序・権利

公表研究の基盤/プログラム検証中

公表研究は特定モデルでAntcin AのGR/GRα関連シグナルを支持しています。TFA-01の被験物質・ロット・対象疾患へのブリッジングは進行中です。

次のマイルストーン候補被験物質とロットの定義を完了し、犬の変形性関節症に関連するプログラム固有の薬理データを強化します。進捗の詳細を見る
02

CMC・安定供給

原料基盤を確立/規格・ロットブリッジング中

由来の異なる菌株と成分組成のスクリーニングで得た研究基盤を、管理培養、原料候補の選定、精製、分析および製剤開発につなげています。

次のマイルストーンナノ製剤の物理化学的検証を完了し、正式規格、ロット間一貫性、工程スケールアップを進めます。進捗の詳細を見る
03

安全性・毒性

14 日間の反復投与による予備研究が完了|正式な研究を推進中

雌ラットを用いた14日間反復投与による予備的毒性研究を完了し、報告書を保有しています。動物ワクチン技術研究所は、対象動物安全性、毒性、残留および製剤に関する研究を進めています。

次のマイルストーン承認申請に向けた今後の毒性試験の報告書を完成させ、TFA-01の開発に用いる精製原薬候補と最終製剤それぞれについて、安全性を確認できる用量範囲を明らかにします。進捗の詳細を見る
04

犬の変形性関節症・臨床開発

第1段階契約を締結/予備的細胞試験を実施中

TFAは、同時期の対照群を設けず、犬15頭を対象とした自社の探索的観察を実施しました。犬の変形性関節症に関する第1段階研究契約を締結し、今後の標準化された研究に向けて予備的細胞試験を進めています。

次のマイルストーン完全な試験計画、事前規定評価項目、統計解析計画を備えた標準化された犬の変形性関節症研究を完了します。進捗の詳細を見る
05

薬事・事業化

台湾で推進中/米国FDA CVMは計画段階

台湾での承認申請に向けた資料整備と、米国FDA CVMへの対応方針の検討を並行して進めています。提携については、エビデンスの成熟度に応じて検討を進めます。

次のマイルストーン試験設計、工程規格、残るデータギャップについて明確な薬事フィードバックを得て、実行可能な申請計画を構築します。進捗の詳細を見る
Antcin AAntcin A · 立体構造
PubChem計算による立体配座
Antcin A の分子構造図

分子モデルを読み込んでいます

炭素酸素
ドラッグで回転 · ホイールで拡大・縮小
矢印キーで回転、+/-キーで拡大・縮小。
モデルの出典

この分子モデルは PubChem(NCBI/NLM/NIH、CID 10004121)の計算結果を基に作成しています。CAS 番号は 163597-24-8、分子式は C₂₉H₄₂O₄ です。元データでは C25 位の立体配置は指定されていません。本ページでは、計算で得られた立体配座の一つを表示しています。 PubChem ↗

01 · 分子・作用機序・権利

Antcin Aを医薬品開発の出発点に

公表研究は特定モデルでAntcin AのGR/GRα関連シグナルを支持しています。TFA-01の被験物質・ロット・対象疾患へのブリッジングは進行中です。

公表研究の基盤/プログラム検証中

開発候補
TFA-01
中核分子
Antcin A
化学分類
非ステロイド性トリテルペノイド
現在の段階
研究開発段階
提携・ライセンスの枠組み

2026年6月に開示した提携契約に基づき、TFAはAntcin Aプラットフォームについて、全世界における独占的な開発、事業化およびライセンス権を取得しました。プラットフォーム資産の法的所有権は、同契約に記載された権利者に帰属します。

SEC 6-K
作用機序の模式図

Antcin AによるGRの核内移行

GRα
GRが細胞核へ移行
2011年の細胞研究で、Antcin AによるGRの核内移行が観察されました。公表研究の現象を示す模式図であり、直接結合や臨床的有効性を示すものではありません。
01

確立済みの基盤

TFA-01はAntcin Aを中核とします。公表研究は細胞、計算、前臨床モデルから作用機序上のシグナルを示し、グローバルなプラットフォーム権利は公開済みの提携・ライセンス構造に基づき行使されています。

02

進行中の業務

現行TFA-01の被験物質・ロットと公表研究で用いられた試料との対応関係を検証し、犬の変形性関節症への応用に向けた薬理研究を進めています。

03

次のマイルストーン

候補被験物質とロットの定義を完了し、後続の安全性・臨床研究に向けたプログラム固有の薬理パッケージを構築します。

エビデンスの限界

現時点の研究は、Antcin AとGRの直接的な生化学的結合、犬またはヒトでの臨床的有効性、プログラム固有の薬物動態パラメータ、医薬品承認を確立するものではありません。

02 · CMC CORE ADVANTAGE

CMC:原料から規格設定までの品質管理

天然由来の分子を医薬品として開発するには、原料を継続的に調達し、成分を正しく同定・精製した上で、同じ規格で繰り返し製造できることが重要です。TFAのCMC開発は原料段階から始まり、人工培養、候補選定、分析、精製、規格設定、ロット間の分析ブリッジングを一貫して進めます。

TFA CMC CORE

TFAの強みは、Antcin Aを調達できることに加え、由来の異なる菌株の選抜、管理培養、成分分析、精製、ロット追跡を一貫して行う管理体制を段階的に構築している点にあります。

原料基盤を確立/規格・ロットブリッジング中

TFA-HPF™ · Hyphal Pairing & Fusion

菌糸のペアリング・融合で、Antcin A の高生産菌株を開発

HPF の価値は、継続的な培養と研究に使用できる菌株の供給源を確立することにあります。培養技術、品質分析、後続の製造工程とともに、供給能力を支えます。

菌糸のペアリング・融合模式図TFA-HPF™
複数の菌糸コロニーが接触する様子を示すHPFのシャーレ画像
菌糸 1菌糸 2菌糸 3
融合による連結
01菌糸のペアリング・融合

適合する菌糸の組み合わせを形成し、菌株開発の出発点とします。

背景は実際のプレート培養写真です。番号と動きは菌糸のペアリング・融合を示す模式表現です。

HPF と 4 地域の培養技術特許は、それぞれ区別して説明しています。特許の保護範囲は、登録された特許請求の範囲に基づきます。

CMC工程の模式図

供給源管理からスケールアップ検証へ

TFA-HPF™ → CMC
スケールアップ検証
供給源管理、培養・選抜、精製・分析、規格設定・ロット管理、スケールアップ検証を、一貫した開発工程としてつなぎます。概念模式図です。正式な規格、ロット間一貫性、GMP検証は開発計画に沿って確立します。
CURRENT TAIWAN SUPPLY BASE約2.5 kg/年

希少原料を、計画可能な研究開発資源へ

台湾での現在の培養原料の供給基盤と社内で設定した算定条件に基づき、TFAは培養原料中のAntcin A含有量を年間約2.5 kg相当と推計しています。Antcin Aは、市販の研究用試薬としては1 mgの少量包装で調達されることの多い希少成分です。この供給基盤により、単発の実験用調達から、複数ロット・複数段階にわたる新薬開発へと計画を広げることができます。

  • 複数の研究開発を並行推進
  • 複数ロットのデータを蓄積
  • 供給の主導権を確保
  • 後続の工程スケールアップを支える
2026年8月時点の社内基準による推計です。培養原料中に含まれる Antcin A の量を年間換算した値であり、精製原薬の生産量ではありません。算定式およびパラメータの詳細は、NDA締結後に提供します。

WHY KILOGRAM SCALE MATTERS

研究用サンプルから、継続的な開発へ

希少分子を創薬資産へと発展させるには、繰り返しの調製、ロット間比較、規格設定、継続的なスケールアップが必要です。

キログラム規模の供給で、原料不足による研究開発の中断を減らす
01ロット比較が可能に

単一ロットの結果から、再現性の確認へ

分析法、ロット間一貫性、保存サンプル管理を確立し、一度限りのサンプル結果への依存から脱却します。

02研究開発を並行推進

単一テーマの研究から、包括的な開発へ

精製、製剤設計、安定性、毒性、CMCを共通の材料基盤上で計画し、各段階間の待ち時間を減らします。

03開発を継続可能に

研究用サンプルの確保から、量産を見据えた供給基盤へ

再現性とトレーサビリティを備えたサプライチェーンは、将来のGMP移行、臨床開発、技術ライセンスの重要な前提条件です。

THREE REFERENCES FOR SUPPLY SCALE

このスケールが注目に値する理由を示す、3つの外部データ

01|外部調達の状況1 mg小包装

Antcin A研究用試薬はミリグラム単位で価格表示

公開されている2つの供給ページでは、Antcin Aはいずれも1 mgの研究用試薬小包装として掲載されています。これらは特定の日付、純度、包装条件における小売表示価格であり、研究用途での外部調達のハードルのみを示すものです。

02|医薬品スケールの参考例1 mg/バイアル

承認済み医薬品もミリグラム単位で管理される場合がある

FDA承認のYONDELIS®(トラベクテジン)を例にすると、DailyMedの公式ラベルには、単回使用バイアル1本当たり1 mgを含有すると記載されています。この例が示すのは、一部の高活性医薬品では製剤規格がミリグラム単位で管理され得るという点に限られます。

DailyMed公式医薬品ラベル|2026-01-06更新
天然物医薬品開発における供給の先例|PACLITAXEL500 → 約29,000

供給能力そのものが研究開発インフラとなる

NCIによれば、パクリタキセルの初期開発は供給不足で遅れました。協力先が十分な供給を確立した後、NIH関連試験の参加規模は1989年の約500人から1998年には約29,000人へ拡大し、天然物開発における供給基盤の重要性を示しました。

米国国立がん研究所(NCI)|Taxol - A Success Story
推計方法と重要事項

約2.5 kg/年は、2026年8月時点の台湾での培養原料の供給条件および社内基準に基づき、原料中に含まれる Antcin A の量を年間換算した推計値です。独立した第三者による検証は受けておらず、実際の生産量、GMPに基づく出荷判定を経た原薬、販売可能な在庫、または供給確約を示すものではありません。外部の 1 mg 表示価格、YONDELIS®の事例、TFAの供給推計は、それぞれ調達条件、製剤規格、供給基盤を説明するための情報です。これらを直接掛け合わせて、販売価格、製品の投与回数、売上高、または企業価値を推計することは適切ではありません。

公開CMC進捗

原料基盤から検証可能な規格へ

確立済みの基盤進行中の業務次のマイルストーン
01確立済みの基盤

管理された人工培養

技術基盤
02確立済みの基盤

菌株の由来・成分組成に基づくスクリーニング

研究基盤を確立
03進行中の業務

菌株・工程の最適化

継続中
04進行中の業務

精製・分析法

進行中
05進行中の業務

ナノ製剤の開発

開発中
06次のマイルストーン

規格・スケールアップ検証

次のマイルストーン
FORMULATION WORK

ナノ製剤の開発

動物ワクチン技術研究所では、脂溶性Antcin Aの水中での分散性の改善を目指し、ナノ製剤の研究を進めています。注射剤開発に向けた基盤を整えるための研究です。

実現可能性・物理化学的検証を実施中

水への溶解性、澄明性、粒子径、均一性、安定性は今後検証が必要です。最終剤形または申請可能な製剤規格は確立されていません。

人工培養と原料供給の管理由来の異なる菌株の成分スクリーニング基盤ナノ製剤の開発台湾・中国・日本・米国の培養技術特許

公開サイトでは研究の規模と開発方針を示しています。菌株ID、個別の含有量データ、培養条件、選定基準、精製条件は、機密のデューデリジェンス資料として管理しています。

03 · 安全性・毒性

安全性・毒性

雌ラットを用いた14日間反復投与による予備的毒性研究を完了し、報告書を保有しています。動物ワクチン技術研究所は、対象動物安全性、毒性、残留および製剤に関する研究を進めています。

14 日間の反復投与による予備研究が完了|正式な研究を推進中

01

確立済みの基盤

当社は雌ラット24匹を用いた14日間の予備的TF-15毒性研究を完了し、後続の正式研究における用量選択・設計に活用できる報告書を保有しています。

02

進行中の業務

動物ワクチン技術研究所が、対象動物安全性、毒性、残留およびナノ製剤に関する研究を進めています。現行TFA-01の被験物質・ロットとのブリッジングが必要です。

03

次のマイルストーン

承認申請に向けた今後の毒性試験の報告書を完成させ、TFA-01の開発に用いる精製原薬候補と最終製剤それぞれについて、安全性を確認できる用量範囲を明らかにします。

エビデンスの限界

予備的スクリーニングはGLPに準拠した承認申請用の毒性試験または長期安全性試験ではありません。犬での安全性、長期安全性、精製Antcin Aまたは最終製剤の安全性を確立するものではありません。

04 · 犬の変形性関節症・臨床開発

犬の変形性関節症・臨床開発

TFAは、同時期の対照群を設けず、犬15頭を対象とした自社の探索的観察を実施しました。犬の変形性関節症に関する第1段階研究契約を締結し、今後の標準化された研究に向けて予備的細胞試験を進めています。

第1段階契約を締結/予備的細胞試験を実施中

01

確立済みの基盤

当社による犬15例の初期の探索的観察で得た実施経験を、後続の標準化された研究の設計に活用できます。

02

進行中の業務

TFA-01の犬の変形性関節症に関する第1段階研究契約を締結し、予備的細胞試験と試験準備を進めています。後続の評価、記録および報告は研究計画に基づいて実施します。

03

次のマイルストーン

完全な試験計画、事前規定評価項目、統計解析計画を備えた標準化された犬の変形性関節症研究を完了します。

エビデンスの限界

当社による犬15例の探索的観察は薬事申請を目的とする試験ではなく、検証可能な正式な開始・終了日、完全な試験計画、事前規定評価項目、統計解析、署名済み報告書を欠きます。有効性、安全性、同等性または優越性を確立するものではありません。後続研究の連携開始は、試験完了または新たな結論と同義ではありません。

北京のケア現場で犬 15 例の探索的症例観察を完了し、治療前後の活動性の変化を記録しました。過去のステロイドによるケア経験は背景情報としての参照にとどまり、同時期の対照群を設けた研究ではありません。

犬15例の探索的観察デザインを詳しく見る
15

北京での探索的観察

治療前後の活動性の変化を記録

Day 7 / 14

運動機能の追跡

今後の正式な研究設計の参考に

背景情報

過去のケア経験

同時期のステロイド対照群は設定していません

段階的な研究計画

承認申請データの整備から、治療法の比較と新たな適応へ

TFAは第三者研究機関に犬の変形性関節症研究を委託しています。各段階で追跡可能な記録、評価、報告書を整え、次の判断の根拠とします。

第 1 段階 · 契約締結済み

承認申請に向けた検証

研究計画に沿って用量、治療期間、痛みと運動機能の変化を評価し、予備的な安全性・忍容性データを蓄積します。

第 2 段階 · 前段階の結果を踏まえて計画

既存治療との比較

代表的な既存治療との群間比較研究を計画し、各治療の効果と使用条件を評価します。

第 3 段階 · 適応ごとに検証

複数の適応症への展開

猫の慢性歯肉口内炎や皮膚炎などを段階的に評価し、それぞれの適応症に必要な研究データを整えます。

05 · 薬事・事業化

薬事・事業化

台湾での承認申請に向けた資料整備と、米国FDA CVMへの対応方針の検討を並行して進めています。提携については、エビデンスの成熟度に応じて検討を進めます。

台湾で推進中/米国FDA CVMは計画段階

TAIWAN

台湾の動物用医薬品

現行制度に沿ってCMC、安全性、犬の変形性関節症に関する研究を統合しています。

UNITED STATES

米国FDA CVM

必要な追加データの評価、専門家による支援、規制当局との協議に向けた方針を検討しています。

PARTNERSHIPS

提携・事業化

エビデンスの成熟に応じ、地域ライセンス、共同開発、製造提携を評価します。

01

確立済みの基盤

TFAは複数市場を対象とする権利・提携枠組みを確立し、台湾の動物用医薬品制度に沿って開発データを整理しています。

02

進行中の業務

CMC、安全性、犬の変形性関節症に関する研究データを承認申請資料として整理するとともに、米国FDA CVMへの対応に向けた専門家の支援と当局との協議を計画しています。

03

次のマイルストーン

試験設計、CMC規格、残るデータギャップについて明確な薬事フィードバックを得て、実行可能な申請計画に反映します。

エビデンスの限界

申請資料の受理や医薬品としての承認には至っていません。上市時期および事業成果も未確定です。

PUBLISHED SCIENCE

エビデンスレベルを明示した公表研究

細胞、吸収モデルおよび前臨床研究は、臨床上の安全性・有効性を確立するものではありません。

研究エビデンスと特許を見る

PLATFORM EXPANSION

犬の変形性関節症以外の炎症性疾患も評価

リードプログラム

犬の変形性関節症

TFA-01の現在の主要開発対象です。

探索研究の計画段階

皮膚炎

将来評価する可能性がある動物用医薬品の対象疾患です。

探索研究の計画段階

猫の口内炎

科学的・臨床的評価を前提とする将来の研究候補です。